【山谷ブルース】
1969年放送禁止になってしまった、、うた。
何とも不思議なハナシ・・・
岡林信康 作詞/作曲
今日の仕事はつらかった。あとは焼酎をあおるだけ、どうせどうせ山谷のドヤ住まい
他にやることありゃしねえ
一人酒場で飲む酒に、かえらぬ昔がなつかしい。泣いてないてみたってなんになる
今じゃ山谷がふるさとよ
工事終わればそれっきり、お払い箱のおれ達さ。いいさいいさ山谷の立ちん坊
世間うらんで何になる
人は山谷を悪く言う、だけどおれ達いなくなりゃビルもビルも道路も出来やしねえ
誰も分かっちゃくれねえか
だけどおれ達や泣かないぜ、働くおれ達の世の中がきっときっと来るさそのうちに
その日は泣こうぜうれし泣き・・・
そして、昭和37年11月、山谷の「あさひ食堂」前で暴動がおこった。
『山谷(さんや)は東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称(旧地名)である。』
今でいう『ネットカフェ』に住み続ける若者も『山谷』にいた労働者と゛何が゛違うのか?
『そこ』に夢も希望もなにのか・・
でも少なくとも『山谷』はエネルギッシュな場所だったかも・・・